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11年にメジャーデビューし、今年リリースしたシングル『fish』『繋いだ手から』は、2曲ともオリコンチャートでトップ10入り。美しくもキレのいいメロディーと心の情景を鮮やかに映し出す歌詞で、着実にファン層を広げつつあるバンド、back number。

 

そんな彼らが9月、初めてのアリーナ公演を2カ所3公演行なった。WOWOWでは、9月15日の神奈川・横浜アリーナ公演「back number“love stories tour 2014 ~横浜ラブストーリー2~”」の模様を放送。11月9日(日)のオンエアでは、独占インタビュー映像も交えてお届けする。

 

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back numberのメンバーは作詞作曲を手がける清水依与吏(ヴォーカル、ギター)と小島和也(ベース、コーラス)、栗原寿(ドラムス)の3人。13年の9月に武道館公演を成功させた後、彼らは活動史上、ひとつの大きな到達点とも言えるアリーナライブに向けて、1年前から準備を進めてきた。

 

「前にイベントで横浜アリーナのステージに立ったとき、これまでの会場とは違って、最後列の客席が遠いと思った。だから、ワンマンライブではその一番後ろまで自分たちの音楽を届けることを目標にして、1年間活動してきました」そう清水は語る。

 

小島と栗原は「9月14日、初日の方が緊張していました」と言うが、清水は「初日で最後列まで届けるという目標が達成された気がしたからか、むしろ2日目の方が緊張して、がむしゃらになってしまった。なんで自分の曲をこんなに苦しそうに歌うのかというぐらい。眉間のシワが80回ぐらい寄っていたと思います(笑)」と、今回放送される15日の公演時の心理を明かす。

 

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「でも、今回は『ライブはお客さんと作るものだ』という言葉を、改めて実感しました。歌っているうちに自分のダメなところも見えたけど、そこも含め、お客さんから絶対的に抱きしめてもらっている感覚がありましたね。自分のダメな部分をも愛おしいと思えたのは初めてでした」と清水はしみじみと振り返る。

 

小島は「依与吏の言うとおりで、とにかくお客さんの反応がすごかった。客席でジャンプしてくれるのもひとつひとつの演奏に合っていて、みんなでライブをやっているんだという感覚がありました」と同意し、栗原も「お客さんが僕たちと同じぐらい『やろうぜ!』という気持ちになっていてくれた。目に見えないものでつながれたと思います」と語る。3人とも、巨大な会場で1万5千人ものファンと一体になった興奮がまだ冷めやらぬ様子だった。

 

ほかに語られたのは、ライブ冒頭でのちょっとしたハプニング、ライブ中に清水が小島につぶやいた印象的な言葉、彼らの音楽の創作秘話とこれから目指すところなど。back numberの現在が見えてくる最新インタビュー映像とともに、「初めてのアリーナ公演は今回しかない」(清水)という貴重なライブを目撃してほしい。

 

(写真・佐藤祐介)

 


 

【番組情報】

back number “love stories tour2014 ~横浜ラブストーリー2~”

放送日時:11月9日(日)夜9:30

放送チャンネル:WOWOWライブ(BS192ch)

収録日:2014年9月15日

収録場所:神奈川・横浜アリーナ

WOWOW:http://www.wowow.co.jp/backnumber

 

 

back numberオフィシャルサイト http://backnumber.info